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就業規則作成

 ■ モデル就業規則
 モデル就業規則は厚生労働省から発行されているものもあれば、業界団体で発行しているものもあります。
 中小企業の中には、これらのモデルをそのまま利用している企業が多数あるのですが、
 わざわざ社会保険労務士に委託し作成している企業も少な くありません。
 その違いはどこにあるのでしょうか?
 作成委託していない企業からすると、コストを考慮しての事と耳にします。
 では委託した企業はコストを考慮していないのでしょうか?
 そんなわけありません。むしろコストを考慮した結果、委託されています。
 その理由は
@自社で就業規則を作成した場合にかかるコスト
A作成に携わった従業員がその携わった期間に上がるはずだった収益分の減収
 営業を担当していなかった場合でもその間に進めることが出来たはずの分の仕事の停滞
B作成した就業規則に不備が存在する可能性!
 私達、プロフェッショナルたる社労士でさえモレが無いか毎回不安になります。
C不備が存在したが為に後に損害を引き起こしてしまう可能性!          etc
 というところで しょう。
 
 BCについて簡単に検証してみましょう。
 以下リンクは厚生労働省労働基準監督課で公表しているモデル就業規則になります。


 このモデルの目次を見てください。第63条までの条文があります。
 ところが私達社労士が作成する場合、少なくとも90条 超の条文数で作成します。
 これは諸規定を定めた場合であって、当事務所で作成する場合、給料について
第○○条 給与
1.社員の給与に関する事項については、『給与規定』に定めるものとする。
2.前項の規定にかかわらず、年俸制の適用を受ける社員については『年俸制規定』による。
3.・・・・・・・。
 と、1条で表してます。もちろん要望により本則に盛り込むこともありますが・・・。
 この『給与規定』に抜き出している部分がモデル就業規則では第6章、つまり第29条から第46条にあたります。
 条文数でいくと当事務所作成条文数90超に対してモデルでは63−(46−29)の46しかありません。
つまり、圧倒的に足りない の です。
 モデル就業規則の中には100条を超える条文数のものもありますし、私も参考にする程良く出来ている物もあり ます。しかし、そのまま使うと不具合が生 じてきます。
 それは、会社の実情に則していないからです。
 
 自社で就業規則を作成・変更する場合は、少なくとも5冊は就業規則関連書籍を読んで作成してください。
 その内訳として
 1.モデル就業規則(厚生労働省作成・社会保険労務士会作成・業界団体作成・ネットにアップされている物等)
 2.一般の本屋で予約無しで買える就業規則の基礎が解るようなハウツ―本
 3.一般の本屋では予約しないと買えない就業規則についての専門書
 これらを読み、出来るならば社労士がノウハウを教えるセミナーに出席し、全てを参考に御社独自の就業規則を
 作り上げてください。
 そして下のチェックリストで確認し、御社だけの従業員に周知出来る就業規則を作り上げてください。
  社労士に委託、またはご相談の際には当事務所までお問 い合わせください。

就業規則チェックリスト

1分で出来る就業規則チェックリスト

2011年3月 作成

2012年6月 改定

2012年以後、大きな法改正としては雇用契約法・ 高年齢雇用安定法等があります。これらの改定内容にご注意ください。


就業規則見本

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